EC運営の人依存を再設計するAI融合型支援サービス提供開始
キャスターがAIと人の協働によるEC運営支援サービスを開始
株式会社キャスターは2026年6月1日、AIと人力を組み合わせたEC運営支援サービス「NEO EC support」の提供を開始した。同サービスは、商品登録や説明文生成、在庫管理、ページ更新、カスタマーサポート、撮影・採寸・原稿作成などのいわゆる“ささげ業務”までを網羅し、EC業務の効率化と属人化の解消を目指す。
AIと人の役割分担でEC運営課題に対応
近年、生成AIの進化によりEC運営業務でもAI活用が広がる一方、「AIだけで全業務が完結できない」「AI導入後も運用に組み込めていない」といった課題が浮上している。特に、撮影・採寸・商品確認・ブランド判断・カスタマーサポートなど現場対応が求められる業務は、人の手が欠かせない分野だ。
「NEO EC support」はAIで自動化できる業務と、人による対応が必要な業務を明確に整理し、全体最適化を図る点が特徴となっている。また、単なる業務代行にとどまらず、業務設計の見直しや運営負荷軽減、業務の属人化リスクを低減する提案型の支援も提供する。
AI活用によるEC運営支援サービス「NEO EC support」の対応業務一覧を図表で説明しています。
業務効率化の具体的効果と導入プラン
AI活用の具体例として、商品登録業務では、従来30〜60分かかっていた作業が5〜10分程度まで短縮される。また、商品説明文はAI生成により品質の平準化やSEO対策も期待できる。こうした業務の標準化・仕組み化により、「担当者しか分からない」という属人化リスクの低減にも寄与する。
AI導入前後での業務効率化や作業時間短縮の効果を比較した表形式のインフォグラフィックです。
「NEO EC support」は、全体の運営支援だけでなく、一部業務の切り出しにも対応可能。基本プランは月額132,000円(税別)で、30時間/月・6ヶ月契約となるほか、業務内容や運営体制に応じたカスタマイズにも柔軟に対応する。
AI時代の新しいBPaaSモデルへ展開
キャスターは「AI FIRST」戦略を掲げ、AIと人の協働による業務支援を拡大中だ。今後もAI導入を前提とした業務設計や、“AIだけでは完結しない”現場対応業務へのニーズが高まると想定し、EC運営のみならず他分野にもNEOシリーズを展開。AI時代に適合した新たなBPaaS(Business Process as a Service)モデルの提示を目指している。
AIと人の融合がEC運営の次世代基準に
EC分野ではAIの進化と人による現場対応が不可分となる中、AI活用を前提とした業務設計や属人化リスクの低減が競争力強化の鍵となっている。「NEO EC support」は効率化と標準化を両立し、今後のEC運営の新しいベンチマークとなる可能性が高い。