アンドエスティECモール購入完了ページで広告収益化推進
アンドエスティがRokt Thanks導入で広告事業に参入
株式会社アンドエスティが運営するECモール「and ST」は、グローバルでEコマース向け収益化ソリューションを展開するRokt(ロクト)の「Rokt Thanks」を導入し、購入完了ページを活用した広告事業を開始した。人口減少による国内アパレル市場の成長鈍化が課題となる中、物販に依存しない新たな収益基盤の確立を目指す動きとして注目される。
ファーストパーティデータとAI活用で高精度な広告配信
and STでは、顧客が商品購入を完了した直後のサンクスページでRoktのAI・機械学習を活用し、ユーザーごとに最適化された外部広告主からのオファーを提示。50以上のブランドを扱い、全国約4,000人の実店舗スタッフと連携したEC体験を提供する同モールにおいて、広告による追加収益の安定的な創出が実現しているという。
導入プロセスとブランド保護の両立
アンドエスティは、他社の成功事例を参考に慎重な検討を重ね、顧客体験やブランド毀損リスクへの配慮とともにRokt Thanksを導入。Rokt側はシステム統合や個人情報保護、広告の透明性確保といった要件に対応し、スムーズな実装と社内承認プロセスを支援した。
アンドエスティ プラットフォーム企画Unitマネージャー 大西彩女氏
広告収益の初年度からの順調な成果
Rokt Thanks導入後、広告収益は初年度から好調に推移。物販での利益確保に比べ、広告モデルは効率的な利益創出につながっている。導入後の顧客フィードバックでもネガティブな反応はほぼなく、サイトの価値向上と収益拡大の両立を実現している。
今後の展開とEC事業基盤の多様化
現時点では購入完了ページのみで広告配信を行っているが、今後は他の顧客接点への拡大も検討。物販領域を超えた事業モデルへの進化を見据え、収益基盤の多様化とユーザー体験価値向上を目指す方針だ。
ECモール広告収益化の新たな潮流
国内EC市場の競争が激化し、物販依存からの脱却が急務となる中、アンドエスティのRokt Thanks導入は新たな収益源創出モデルとして他社にも波及する可能性が高い。ユーザー体験やブランド価値を損なわずに広告収益を確保する設計は、今後のEC事業モデル多様化の指針となるだろう。