ハックルベリー、AIコマース診断ツールの提供開始

ハックルベリー、AIコマース診断ツールの提供開始

株式会社ハックルベリーは2026年7月13日、AIエージェントが自律的に購買を行う「AIコマース」(エージェンティックコマース)時代に対応するため、自社ECサイトの対応状況を即座に可視化する「AIコマース診断ツール」の提供を開始した。本ツールは、EC事業者が次世代の購買環境への準備状況を簡易に把握できる点が特徴である。

診断結果のスコア表示
UCP適合スコアとカテゴリ別バーで対応状況を可視化し改善点を示す診断結果表示の一例

診断ツール提供の背景

生成AI技術の急速な発展により、消費者自身が検索・購入する従来のECスタイルから、AIエージェントがユーザーの好みを学習して自律的に商品を探索・購買する「AIコマース」へのシフトが現実味を帯びている。しかし、多くのEC事業者は現在のECカートがAIによる正確な情報収集や自律購買に対応できる設計になっているか、データ構造化やAPI連携の最適化が追いついているかを正確に把握できていない。対応の遅れは将来的な市場シェア縮小や機会損失につながる懸念があり、ECカートの見直しやリプレイス需要も高まっている。

ハックルベリーは累計支援実績32,000店舗以上の知見を基に、EC事業者が抱える「AI時代への対応力への不安」を即座に解消し、次世代ECインフラ構築の第一歩として本ツールを開発した。

診断ツールの概要と特徴

本ツールは、いくつかの簡易な設問に回答するだけで、自社のECカートやシステム環境がAIコマース時代に対応できているかをスコアリングし、課題を可視化する。主な特徴は以下の通り。

  • 1分で完了する簡単診断:専門知識がなくても、自社ECサイトのURLを入力するだけで完了。
  • AIコマースに必要な対応状況をスコア化:設定ファイルの有無、機能定義、通信設定などの項目をスコア化。
  • エミュレーターで自社ストアの対応デモ確認:AIコマース対応後の顧客購買体験のデモを確認可能。

既存サービスとの連携

AIコマース時代に重要となるのは、AIエージェントに対して正しく最新の商品情報・在庫データをリアルタイムに提供するシステムインフラである。診断で明らかになった課題に対し、ハックルベリーはEC特化型データ連携SaaS「CoreLink」をはじめとする包括的ソリューションで伴走・解決する。CoreLinkは主要ECカートと各種基幹システム(OMS、WMS、ERPなど)とのデータ連携を低コストで実現するiPaaSであり、手動オペレーションの自動化やオムニチャネル推進、AIコマースに不可欠なデータの一元化とリアルタイム同期を構築する。