ecbeing ECサイト構築ソリューション市場で17年連続シェアNo1
ecbeingがECサイト構築市場で17年連続シェア首位
ECサイト構築ソリューション市場において、ecbeingが国内シェアNo.1を17年連続で獲得した。富士キメラ総研『ソフトウェアビジネス新市場2025年版』によると、2024年度の同社のシェアは43.6%(金額ベース)に達し、2位以下を大きく引き離している。
ecbeingが43.6%のシェアを占め、17年連続No.1となったことを示す円グラフです。
市場規模は473億円、成長率は鈍化傾向
2024年度の国内ECサイト構築ソリューション市場規模は473億円と推計され、前年の420億円から12.6%拡大した。しかし、2023年度の38%増(420億円)と比べると成長率は大きく鈍化している。特に、SaaS/PaaS型の構築ソリューション市場は2023年度に前年比57%増と急拡大したが、2024年度は13%増にとどまった。コロナ禍による急拡大の反動で市場は成長期から安定成長期に移行しつつある。
ecbeingの競争優位性と継続的な首位獲得要因
ecbeingが高いシェアを維持する背景には、1,600サイト以上の導入実績や大手・有名ブランド案件の積み重ねによる信頼性がある。また、顧客ごとに柔軟にカスタマイズできる拡張性や、AI技術を活用したレコメンドやレビュー自動生成、AIカスタマーサポート、データ分析・CRMなどの独自ツール群も強みとなっている。近年は既存ECサイトのリプレイスや機能追加案件にも強みを発揮し、質的な成長を志向する市場変化に対応している。
今後の展望:AIとクラウドでEC事業支援を強化
代表取締役社長の林雅也氏は、市場が安定成長期に入る中で、今後はAI技術やデータ活用、クラウド技術を取り入れたハイブリッドなサービス開発に注力する方針を示した。開発650名、マーケティング300名体制によるワンストップ支援、そしてインフラ・セキュリティ面の強化により、単なるECサイト構築にとどまらず、クライアント企業のビジネス成長を多角的に支援していく姿勢を打ち出している。
「ecbeing」プラットフォームの特徴
1999年のサービス開始以来、業種・業態を問わず国内トップクラスの導入実績を持つecbeingは、EC戦略立案から構築、デジタルマーケティング、セキュリティ、オムニチャネル施策まで一気通貫で提供できる点が特徴。また、MA、CMS、CRM、レビュー、SNS連携、動画、アプリ等の自動バージョンアップ型マイクロサービスを自社開発し、最新ニーズに対応している。
安定成長局面で問われる質的競争力
ECサイト構築市場は新規開拓から既存顧客の深耕・リプレイス中心へのフェーズ移行が鮮明になり、ベンダー各社にはカスタマイズ性やAI活用、事業成長を支える提案力がより一層求められる。ecbeingのような長期的シェアリーダーが市場価値を維持し続けられるか、今後の質的競争が注目される。