デジタルガレージとDGBTによるハイブリッド型AIパッケージDG AI Drive提供開始
デジタルガレージとDGBTがハイブリッド型AIパッケージを提供開始
デジタルガレージと子会社のDGビジネステクノロジー(DGBT)は、企業のAI活用を加速させるハイブリッド型AIパッケージ「DG AI Drive」の提供を開始した。初回は広告運用自動化とビジュアル制作の2つのAIサービスを展開。国内企業のAI活用方針策定率が49.7%(総務省「令和7年版情報通信白書」)に達する一方、現場業務への定着や導入効果の見極めなど実装面での課題が表面化していることが背景となっている。
現場の課題に対応したAIパッケージ
EC・コマース事業者では広告や販促活動、顧客対応などマーケティング領域全般で効率化・高度化のニーズが高まる一方、リソースやノウハウ不足、導入効果の不透明さが導入の壁となっていた。「DG AI Drive」は業務や目的に応じて最適なAIを選択可能にし、プロフェッショナルによる品質管理を組み合わせることで“現場で使えるAI”をワンストップで提供する。
広告運用自動化とビジュアル制作の2サービス
第一弾として「広告運用自動化ソリューション」と「ビジュアル制作サービス」を展開。広告運用自動化ソリューションはブランドのデータ管理、分析、クリエイティブ生成から配信・承認までをAIで一貫して最適化。広告クリエイティブの大量生成や運用において、AIが自動で学習・最適化を図ることで、少人数でも多品種のクリエイティブ運用が可能となる。
ブランドの広告データ管理から分析、クリエイティブ生成、配信までのAI自動化プロセス
ビジュアル制作サービスはAIの生成技術とクリエイターの監修を掛け合わせ、ブランドの世界観を維持しつつ高品質なビジュアルを短期間で制作可能。従来約35時間かかっていた画像制作工数を最短2時間まで短縮、最大94%の省力化が実現する。SNSやEC、広告など多チャネル向けの画像を少人数で大量に制作できる点が強みとなる。
AIと人の協働によるビジュアル制作サービスの事例
AI活用領域の拡大とグループシナジー
今後は広告運用やビジュアル制作に加え、AIによる効果予測や分析などマーケティング全体を支えるソリューションも順次展開予定。コマース業界以外への展開も視野に入れ、企業のDX推進を後押しする方針だ。また、米国企業OmnekyのAI技術やグループの投資ネットワークを活用することで、決済やデータ事業との連携によるグループシナジー創出も狙う。
ECマーケティング領域でのAI活用加速
DGBTでは既存のEC向けマーケティングサービス「NaviPlusシリーズ」や不正検知サービスにもAI機能を拡充。今後も国内外のテクノロジーパートナーとの協業や自社開発を通じて、EC領域でのAI活用をさらに加速させる構えだ。
現場定着型AIによるEC事業の競争力強化
AI導入の現場課題に応えるハイブリッド型パッケージの登場は、リソースやノウハウ不足が課題となっていたEC・コマース事業者のAI活用を現実的なものにし、競争力強化や成長加速の起爆剤となる可能性が高い。今後の領域拡大やグループシナジーによる価値創出にも注目したい。