日本消費者の節約志向高まる中で支持拡大するTemu利用実態調査
物価上昇下で進むオンラインショッピングの節約志向
グローバルオンラインマーケットプレイスのTemuが日本市場参入2周年を迎え、イプソスによる日本の消費者2,000人を対象とした大規模調査が実施された。物価上昇が続く中、オンラインショッピング利用者の節約志向が一段と強まっていることが明らかになった。
オンラインショッピング利用者の価格・品質重視や節約志向、利用頻度の傾向
価格・品質のバランス重視が主流に
調査によると、約7割の消費者が「価格の安さを優先しつつ品質も一定以上」を重視しており、単なる低価格ではなくコストパフォーマンスを求める姿勢が浮き彫りとなった。また、「安くても品質の良い商品」への需要が6割超に達している。
オンラインショッピングは一般化しており、回答者の約8割が月1回以上利用していると回答。さらに、日常的な節約行動として「セールやクーポンの活用」「より安い商品の探索」「不要な物は買わない意識」などが広く浸透し、約4割がこれらを実践している。
Temu利用者の76%が支出の節約を実感
Temuユーザーの約4分の3が「日常の買い物で節約できた」と回答し、プラットフォームとしての価格競争力とユーザー体験が高く評価されている。特に20代や子育て世帯、高所得層での利用が目立ち、約7割が「家族や友人にすすめたい」と肯定的な意見を示した。
Temu利用者によるコストパフォーマンス評価と満足点
約3割のTemu利用者は「他のECサイトよりもTemuを常に利用・よく利用している」と回答しており、同社サービスへのロイヤルティの高さが伺える。特に『値段の割にお得』『安くて満足できる』という意識が強く、納得感のある節約を重視する消費者心理にマッチしたサービス展開が奏功している。
節約志向と消費者行動の変化
イプソス担当者は「物価上昇を背景に、価格には敏感だが品質にも妥協しない賢い選択が広がっている」と指摘。Temuは多様な商品カテゴリー・高いコストパフォーマンスにより、ユーザー満足度と支持を着実に伸ばしている。
日本EC市場でのTemuの存在感と今後
Temuは2023年7月に日本上陸後、効率化されたサプライチェーンによる豊富な商品選択と価格の手頃さが支持を集めている。2024年にはApp Store無料アプリ2位、『日経トレンディ』ヒット商品ベスト30の9位と、国内EC市場でも存在感を高めている。今後は国内販売事業者の拡大を通じ、日本消費者のニーズにより適合したサービス提供が進むとみられる。
節約志向の高まりがEC競争の新局面に
日本の消費者は物価上昇を受けて計画的かつコスパ重視の購買行動へシフトしている。Temuのように価格と品質のバランスを訴求できるプラットフォームは、今後のEC市場で新たな価値提供の主役となる可能性が高い。