ロイヤルティプログラム利用実態と世代別重視点の違い

ロイヤルティプログラム利用実態と世代別重視点の違い

ロイヤルティプログラムの魅力点は“お得さ”が最多

ZETA株式会社が全国の20歳〜59歳の男女500名を対象に実施したロイヤルティプログラムに関する調査で、現金や電子マネーに換金できるポイントを魅力に感じるとの回答が最も多く、次いで限定割引やクーポン、会員ランクアップやステータス制度が続いた。消費者はロイヤルティプログラムに対して実利的な“お得さ”を重視する傾向が明らかとなった。

魅力点の棒グラフロイヤルティプログラムの魅力点について、現金や電子マネー換金ポイントが最も多いことを示す棒グラフです。

利用頻度が高いジャンルはドラッグストアが最多

ロイヤルティプログラムを最も頻繁に利用しているジャンルはドラッグストアが23.4%でトップ。続いてスーパー、予約サイト、アパレルブランドが上位に挙がった。日常生活に密着した業態だけでなく、嗜好性の高い分野にも利用が広がっており、消費者がブランドを選ぶ理由としてロイヤルティプログラムが機能していることが伺える。

利用ジャンル円グラフロイヤルティプログラムを最も頻繁に利用しているジャンルの割合を示した円グラフです。

世代による価値観の違いが顕著に

全世代共通で「ポイントが貯まりやすいから」がロイヤルティプログラム利用の主な理由となった一方、20代ではお得感に加えて待遇や愛着といった感情的価値も重視する傾向が強い。50代はより実利的なお得感を重視する結果となり、世代ごとの価値観の違いが浮き彫りとなった。

利用理由の表世代別にロイヤルティプログラムを利用する主な理由をまとめた表形式のグラフです。

ジャンルやターゲット層で重視点が異なる

設問を掛け合わせた多角的な調査により、ロイヤルティプログラムで重視されるポイントはジャンルやターゲット層によって異なることが分かった。また、プログラムの有無に関わらず、サイトの利便性やブランドへの愛着がユーザーの継続利用に影響している可能性も示唆されている。

世代別・業態別の最適化ニーズが浮き彫りに

今回の調査結果から、EC・小売事業者がロイヤルティプログラムを導入・改善する際には、単なるポイント還元だけでなく、利用者の世代や利用ジャンルごとの価値観や重視点を踏まえた設計が今後ますます重要になっていくと考えられる。

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