2025年版ソーシャルギフト利用実態調査にみる世代別価格帯と新しいギフト文化

2025年版ソーシャルギフト利用実態調査にみる世代別価格帯と新しいギフト文化

世代別に異なるソーシャルギフトの利用実態

ギフトモール オンラインギフト総研は、全国の15歳~59歳の男女2,250名を対象とした「2025年版ソーシャルギフト利用実態調査」の第4回レポートを発表した。調査は2024年7月からの1年間にソーシャルギフトの贈答経験がある層を対象に行われ、ギフト市場のデジタル化と世代別の利用傾向を明らかにした。

主流は500円~2,000円だが高価格帯利用も拡大

調査によると、ソーシャルギフト利用者全体で最も多い価格帯は500円~1,000円未満(29.8%)と1,000円~2,000円未満(29.5%)で、全体の約6割を占めた。2,000円~5,000円未満も2割台と一定の利用があり、さらに5,000円以上の高価格帯でも利用が広がっている。用途や贈る相手との関係性によって価格帯の選択が多様化していることがうかがえる。

ギフト利用価格帯グラフギフト利用の中心価格帯は500円〜2,000円、高価格帯の利用も目立つ

年代別にみるギフトの単価とコミュニケーションの変化

年代別にみると、10代・20代は500円~1,000円未満のギフトを気軽に贈る傾向が強く、47.2%(10代)、37.2%(20代)がこの価格帯を選択。30代・40代では1,000円~2,000円未満が主流となり、50代では3,000円~5,000円未満が最頻価格帯、さらに5,000~10,000円未満(23.8%)、1万円以上(12.6%)と高価格帯の利用も進んでいる。

年代別価格帯表年代別に異なるギフト利用価格帯

若年層では、日常的な感謝やお祝いなど「気持ち」を気軽に伝える手段としてソーシャルギフトが選ばれており、上の世代になるほど誕生日やお中元・お歳暮などフォーマルな贈答にも利用されている。ギフトコミュニケーションのスタイルが世代ごとに進化していることが示された。

男性のポートレート写真ギフトモール オンラインギフト総研 所長 小川安英

ギフトモール オンラインギフト総研の小川安英所長は、「10代・20代は気軽に気持ちを伝えるツールとして、50代は本格的なギフトの新たな手段としてソーシャルギフトを活用している。10年前には存在しなかった新しいギフトコミュニケーションの形が広がっている」と分析する。

ギフトEC市場の拡大と今後の展望

ギフトモールなどのECサイトでは、500円から1万円以上まで約94万点の商品を取り扱い、幅広い価格帯・用途に対応。従来のドリンクチケットなどのデジタルギフトに加え、現物ギフトの選択肢も拡大しており、親子や恋人など親密な関係での利用も増加している。

今後は若年層の「気軽に気持ちを贈る」スタイルが他世代にも広がり、価格帯やシーンの多様化、AIによる最適化提案の進展が予想される。デジタル時代の新しいギフト文化が、今後も利用者層や市場規模を拡大していく可能性が高い。

世代横断で広がる多様なギフト文化

ソーシャルギフト市場は、若年層の気軽な贈答から中高年層の本格ギフトまで、世代ごとに異なるニーズを取り込みながら成長を続けている。ギフトコミュニケーションの多様化とテクノロジーの活用が、今後さらに市場を押し広げると見込まれる。

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