リピストXとルミーズMOTOソリューション連携開始
リピストXがルミーズMOTOソリューションと連携
D2Cや総合通販事業者向けのECカートシステム「リピストX(クロス)」を展開する株式会社リピストは、コールセンター向けクレジットカード決済のセキュリティ強化策として、ルミーズ株式会社のMOTOソリューションとのシステム連携を開始した。これにより、電話注文時のカード決済における情報漏洩リスク対策と利便性の両立が期待されている。
背景と市場ニーズ
リピストXを利用する多くの事業者では、コールセンター専用の受注画面「代理注文管理」を通じて電話注文や代行入力業務が行われている。一方で、2022年の改正割賦販売法により、電話注文時のクレジットカード決済は『非処理・非通過・非保持』の三要件を満たすカード情報の非保持化対応が義務付けられた。業界ではルミーズのMOTOソリューションが広く採用されており、今回の連携で既存事業者は運用を大きく変えずに法令対応とセキュリティ強化が可能となる。
セキュリティ強化と業務効率化
リピストクロスとルミーズMOTOソリューションの連携による決済処理フロー
新連携では、オペレーターは物理テンキー端末「SREDKey2」を使って顧客から受けたカード情報を入力し、カード情報の処理・伝送・保管はすべてルミーズ側で完結する。これにより、事業者側でのカード情報保持リスクはゼロとなる。また、テンキー端末はUSB接続で簡単に設置できるほか、PCI P2PE完全準拠により国内で唯一の高いセキュリティ水準を実現。物理ボタンによる入力で誤入力防止や入力時間短縮が期待でき、コールセンター業務の効率化にも寄与する。
コールセンター向けクレジットカード決済用の物理テンキー端末SREDKey2
既存インフラを活かした導入メリット
今回の連携では、既存の主要決済代行会社との接続も維持できるため、事業者やコールセンターは大きなシステム変更を行うことなく、スムーズな導入が可能だ。法令対応、セキュリティ、業務効率を同時に実現できる点が大きな特徴となっている。
リピストXの概要と事業支援
リピストXは、D2C特化型「リピスト」の後継として、累計1,700社以上の支援実績を活かし開発されたECカートシステム。50を超える機能アップデートにより、自由な販売施策やLTV最大化、新規獲得に有利な機能、外部パートナーごとの権限設定など、効率的なEC運営を後押しする設計となっている。導入後も無償のアドバイスサポートなど、事業の利益最大化を目指した支援体制が特徴だ。
法令対応と業務効率化を両立する新連携
EC市場では電話注文の一定需要が根強く残る中、法令対応とセキュリティ強化の要請が高まっている。今回のリピストXとルミーズMOTOソリューションの連携は、コールセンター現場に大きな業務負担をかけず、リスク低減と業務効率化を同時に実現する点で競争優位性が高い。今後、同様の連携事例が他のECシステムでも拡大する可能性がある。