トランスコスモスによるスマラン新拠点開設とRPAサービス開始

トランスコスモスによるスマラン新拠点開設とRPAサービス開始

インドネシア・スマランに新拠点開設 現地事業を拡大

トランスコスモスはインドネシア・スマランに新たなオペレーション拠点「CXスクエア セトス(Setos)」を開設し、業務を開始した。スマランタウンスクエアという戦略的ロケーションに位置する同拠点は、600席規模で、既存の1,500席のCXスクエア スマランに続く同市2拠点目となる。インドネシア全体では4拠点目の展開で、ジャカルタ、スマラン、ジョグジャカルタに広がるネットワークの一翼を担う。

会議中のオフィス風景トランスコスモスの新拠点でスタッフが会議を行う様子。スマランでの業務開始を象徴する場面です。

RPAサービスを本格展開 運用効率化に寄与

新拠点開設と同時に、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)サービスの提供も開始した。データ入力や請求書処理、与信取引申請、給与計算などの定型業務を自動化するもので、例えば与信取引申請処理は従来30分かかっていたものが5~6分に、給与処理も1週間から1日に大幅短縮される。精度やコンプライアンス、セキュリティ、コスト効率の向上も期待される。

雇用創出と人材育成 地域経済への波及効果

トランスコスモスは、RPA導入により定型作業の自動化を進める一方、人材はより戦略的な業務や価値創出につなげる方針を強調する。今回の拡大により、スマランを中心に新たな雇用機会やキャリア育成の選択肢を提供し、中部ジャワのデジタルエコシステム拡大にも寄与する。

バイスプレジデント・ディレクターのArdi Sudarto氏は「スマラン2拠点目の開設は、成長市場インドネシアでの当社のコミットメントを明確に示すもの。RPAサービスなどを通じて顧客企業の効率化や競争力強化を後押しし、現地人材の成長とともに事業を拡大していく」と意気込みを語った。

CX・BPO業界のキープレイヤーへ

トランスコスモスインドネシアはオムニチャネルCRMやAIボイスボット、EC支援サービスなどを展開し、ICAAアワードで複数の受賞歴を持つなど、CXおよびBPO分野の主要プレイヤーとしての地位を確立している。設立から12周年を迎え、従業員数は4,000名を超え、ECやリテール、金融といった多様な産業を支援している。

インドネシアCX市場での競争優位強化の動き

スマラン新拠点とRPAサービス開始は、競争激化するインドネシアCX・BPO市場での差別化施策といえる。業務自動化・効率化による顧客企業の生産性向上、現地雇用創出や人材育成、デジタルエコシステム拡大の観点からも、同国におけるトランスコスモスの存在感強化が見込まれる。

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