dfplusioによるデータフィード利用状況調査2025上期
複数媒体活用が定着 平均管理フィード数は4.1
マーケター向けフィード管理ツール「dfplus.io」を提供するフィードフォースは、2025年上期のデータフィード利用状況調査結果を公表した。調査対象は2025年1〜6月にアクティブなdfplus.ioアカウントで、広告主62.9%、広告代理店33.7%、その他3.4%から構成される。
データフィード管理ツール導入企業の平均管理フィード数は4.1で、80.1%が2つ以上、27.5%が5つ以上の媒体で活用している。特に人材系サービス事業者は平均5.4媒体と全体を上回り、広告代理店は複数クライアントの統合管理で平均4.5フィードに上った。
企業ごとの管理フィード数の割合を示す円グラフ。2つ以上活用が8割超。
EC業界はGoogle活用率88.8% 新媒体にも広がり
EC事業者ではGoogleの活用率が88.8%と圧倒的に高く、次いでFacebook(48.2%)、Criteo(36.2%)が続いた。LINEやYahoo!広告、RTB House、Microsoftショッピング広告など新たな媒体の利用も進んでいる。広告以外では、ハッシュタグ自動生成ツール「awoo AI」の利用率が6.7%となり、広告以外の活用も拡大傾向にある。
EC事業者が利用する媒体の利用率を示す棒グラフ。Googleが88.1%で最多。
人材分野は求人ボックスが首位 Indeedエントリー標準化の影響も
人材系サービス事業者では求人検索エンジン「求人ボックス」の利用率が72.5%でトップとなり、昨年から利用率を伸ばした。一方、世界最大のIndeedはエントリー標準化の影響で利用率が10ポイント低下。2025年7月以降は求人情報連携方式の変化により、Indeed以外の求人検索エンジンや他施策の強化が進んでいる。
人材系サービス事業者の媒体利用率を示すグラフ。求人ボックスが72.5%でトップ。
利用期間長期化で管理フィード数拡大
ツールの利用期間が長いほど管理フィード数が増える傾向が明確となった。1年未満の企業の平均管理フィード数は2.3だが、5年以上の利用企業では7.9に達している。導入時はスモールスタートし、事業成長や施策多様化に応じてフィード活用先が増加している。
ツール利用期間ごとの管理フィード数の推移を示す棒グラフ。期間が長いほど増加。
サイト規模問わずツール導入が進展
dfplus.io導入サイトの約3割はアイテム数が1,000点未満で、小規模サイトにもツール導入が広がる。一方、1万点超の大規模サイトも3割近く占めており、データフィードの更新・管理負荷の大きい現場での活用も進んでいる。
サイトごとのアイテム点数分布を示す円グラフ。1000点未満が約3割。
ECカート連携はShopifyが最多
ECカート連携機能ではShopifyが26.9%と最多。futureshop、Makeshop、カラーミーショップが続くが、約6割のEC事業者はこれら4カート以外の環境でdfplus.ioを利用している。多様なECシステムへの対応が進んでいることが特徴だ。
ECカート連携機能の利用状況を示す円グラフ。Shopifyが26.9%で最多。
データフィード活用の多様化と成長余地
複数媒体活用や新興サービスの利用拡大、サイト規模を問わない導入、ECカートの多様な連携環境など、データフィード管理の重要性は今後さらに高まる見通しだ。特に長期利用による活用幅の拡大は、事業成長とデジタルマーケティング強化の観点からも注目される。