PoPoKiiによるZ Venture CapitalからのPre-Aラウンド資金調達
PoPoKiiがZ Venture Capitalから資金調達
韓国コスメを中心に100以上のブランドを取り扱うPoPoKiiは、Z Venture Capital(ZVC)を引受先とするPre-Aラウンドで資金調達を実施した。創業から2年半で年間約700%成長、黒字化を達成しており、日本のオンラインギフト市場で存在感を高めている。
LINEギフトでの躍進と事業評価
PoPoKiiはLINEギフト内の韓国関連カテゴリーで最大級の展開規模を持つ。今回の資金調達は、独自のブランド調達力やLINEギフトに適合した戦略、B2Bや海外事業の成長性がZVCから高く評価された結果とされる。今後はLINEヤフーとの連携強化を通じ、国内外での事業拡大を目指す。
成長続く日韓ギフト市場
韓国化粧品の日本向け輸出は2025年上半期に51億1,000万ドル(前年同期比14.8%増)に達し、日本の化粧品輸入の28.8%を占めて3年連続で最大の輸入国となった。EC市場ではQoo10やAmazonなどで価格競争が激化する一方、LINEギフトを中心に“贈る体験”を重視した実物ギフト市場が急速に拡大している。
B2B領域とクロスボーダー展開への布石
PoPoKiiは年内に法人向けデジタルギフトプラットフォームのβ版をローンチ予定で、株主優待や福利厚生、顧客施策のDXを推進する方針。推定2.7兆円規模の法人ギフト市場で新たなスタンダードの構築を目指す。また、日本ブランドの韓国・中国・台湾展開や、LINEギフト・Yahoo!ショッピング・TikTok Shopなど国内チャネルでの販路拡大も進める。
経営陣・投資家コメント
PoPoKii代表の金柱亨氏は「贈る文化の進化と人と人をつなぐ新しい価値創出」を掲げ、ZVCとのシナジーを活かしたB2B・海外展開への意欲を示した。ZVCのサ・ジヘ氏は「韓国のデジタルギフト文化を日本市場にローカライズする強みがPoPoKiiにはあり、今後の販路や顧客層拡大に期待する」と述べている。
ギフト市場DXとクロスボーダー戦略の加速
PoPoKiiは急成長するギフト市場で、韓国ブランドとの強固なネットワークとLINEギフトでの実績を武器に、B2Bデジタルギフトやクロスボーダー展開に本格参入する。今後は法人向け市場のDXや国内外連携を通じて、既存の価格競争から“贈る体験”への価値転換を牽引する可能性が高い。