旅行サイト決済エラー経験率36.2%と流出状況
旅行ECで決済エラーが顕在化
株式会社YTGATEは、旅行業界に特化した決済承認率レポートを公開した。消費者調査によると、旅行ECサイトでの決済エラー経験率は36.2%に達し、全業種平均(29.5%)を大きく上回る結果となった。
旅行ECサイトでの決済エラー経験率36.2%を示す円グラフ。全業種平均との比較も掲載。
決済失敗が消費者行動に与える影響
調査では、半年以内に旅行ECサイトで決済エラーを経験したユーザーのうち、73.5%が元のサイトでの購入を諦め、他の旅行予約サイトやOTA(オンライン旅行代理店)へ流出していることが明らかとなった。この傾向は、EC事業者にとって機会損失の大きさを示している。
決済エラー後に他の旅行サイトへ流出した割合(73.5%)を示す円グラフ。消費者行動の詳細分析。
業界別の承認率改善が急務
決済承認率は、カード会社の審査ロジックや業種特性によって大きな差が生じる。旅行業界では高額決済や不正検知の厳格化が背景となり、正規取引でも否認されるケースが増加傾向にある。単なる平均値把握ではなく、業界ごとの詳細なデータ分析と改善策の実行が求められる。
決済体験改善が旅行EC競争力の鍵
消費者の約3人に1人が旅行サイトで決済エラーを経験し、その大半が競合他社へ流出している実態は、旅行EC事業者にとって重大な課題だ。エラー削減や承認率改善は、単なるCS向上にとどまらず、ダイレクトに売上やシェアの拡大に直結する。今後は業種ごとの決済体験最適化が、EC市場全体の成長にも波及する可能性が高い。
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