ECサイト購買行動調査計画買いが主流衝動買いでも高い満足度
EC利用者の8割が計画的購入あるるモール調査
株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」が全国の20代~90代男女300名を対象に実施したECサイト購買行動に関する意識調査の結果、約8割が「計画的に購入している」と回答し、衝動買いは1割未満にとどまることが明らかとなった。オンラインショッピングの定着に伴い、消費者の慎重な意思決定が進んでいることがうかがえる。
ECサイト利用者の計画買い・衝動買いの割合を示す円グラフ。計画的な購入が多数派です。
計画買いは日用品・比較検討が中心
調査では、計画的な購買行動の中心に「日用品・消耗品」が挙げられたほか、「比較検討してから購入する」との回答が6割を超えた。利便性や価格の透明性が高いEC環境の中で、コストパフォーマンスや情報収集を重視する消費者心理が強まっている。
計画的に購入する際の主な目的を示した棒グラフ。日用品や比較検討が多い傾向です。
衝動買いのきっかけは「レビュー」や「お得感」
衝動買いを促す要因としては、「レビュー」や「特典」など、他者評価やキャンペーンによる“合理的な動機”が挙げられた。SNSや広告などの感情的な刺激より、信頼できる情報やタイミングの良い特典が意思決定に寄与している。消費者は衝動買いであっても一定の情報をもとに行動している傾向が表れている。
ECサイトで衝動買いをしてしまうきっかけを複数回答で示した棒グラフです。
衝動買いでも高い満足度食品・スイーツが最多
衝動買いで「買ってよかった」と感じるジャンルとしては「食品・スイーツ」が最も多かった。手軽に楽しめる点や即時的な満足感が支持されている。さらに、衝動買いに対して「満足している」「とても満足している」との回答が63.2%に達し、「後悔した」との回答はゼロだった。
衝動買いした商品の満足度を示す円グラフ。満足している人が多い結果となっています。
EC市場における慎重消費と満足度の両立
EC市場では計画的な購買行動が主流となる一方で、消費者は衝動買いにも高い満足感を持っている。情報収集を重視する傾向と、心理的充足を得る購買行動の両立が、今後のECマーケティング戦略に影響する可能性が高い。
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