Recustomerのアジア市場展開とJumpstartとの戦略提携

Recustomerのアジア市場展開とJumpstartとの戦略提携

RecustomerがJumpstartと戦略提携 東南アジア市場進出を加速

Recustomer株式会社は、アジア市場への本格的な海外展開を視野に、東南アジア唯一のShopify Platinum PartnerであるJumpstart Commerce(シンガポール)と戦略提携を締結した。この提携により、800サイト以上の構築実績を持つJumpstartと連携し、日本ブランドの東南アジア進出や現地ブランドへのRecustomer導入を強化する。

東南アジアEC市場の成長と日本ブランドの機会

東南アジアのEC市場は、人口増加や中間層拡大、デジタル化の進展を背景に急成長している。日本国内市場の成長鈍化や消費行動の多様化を受け、越境ECや海外展開は多くの日本企業にとって重要な戦略となった。一方で、言語や商習慣、物流、返品対応など現地特有の課題が、単なる国内展開の延長では解決しきれない状況にある。

競争軸は購入後体験へ 返品・交換対応が鍵

越境ECでは「売る」から「顧客体験」へと競争軸が移行している。特に返品・交換、配送、サポートなど購入後体験の設計がブランド評価やリピート率に直結しており、ファッションやD2C領域を中心に重要性が高まっている。Recustomerは国内で購入後体験の最適化を支援してきた実績があり、多言語対応も完了済み。今後は東南アジアで象徴的な成功モデルを創出し、現地市場に適応した高度な購入後体験の定着を目指す。

提携の具体的内容と狙い

今回の提携では、Jumpstartが持つShopify実装・運用支援力とRecustomerの購入後体験プラットフォームを連携させ、販売からアフターサービスまでを一貫して支援する体制を構築。返品・交換対応をはじめとする購入後体験領域で日系・海外ブランド双方の現地展開を加速させる。

男性のポートレート写真柴田 康弘(Recustomer代表取締役)

代表取締役の柴田康弘氏は「越境ECは“売ること”がゴールではなく、アジア市場で選ばれ続けるには購入後体験の設計が不可欠」とし、本提携による現地シェア拡大や日本ブランドの持続的な成長支援に意欲を示している。

Jumpstart Commerce CEOのXavier Lee氏も「東南アジアで事業が成功するには購入後体験のローカライズが不可欠」と指摘。返品対応をはじめとする顧客体験の高度化がブランドの信頼性やロイヤルティ向上につながると強調した。

Recustomerのプラットフォーム概要

Recustomerは、注文追跡通知、返品・交換・注文キャンセルの自動化、お試し購入機能など、購入後体験を向上させる複数のサービスを展開。これにより、EC事業者の業務効率化と売上向上、ユーザー体験の強化を実現している。

アジアで進む購入後体験の競争力強化

東南アジアEC市場の急成長を背景に、購入後体験の高度化が日本ブランドの現地競争力やリテンション向上の鍵となっている。RecustomerとJumpstartの提携は、単なるシステム連携を超え、ブランドのアジア進出戦略の中核を担う可能性がある。

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